2020.08.16~08.22

2020.8.22 それぞれ、前を向いて

22日、18:05からNHKにて放映された「さよならインターハイ」という特番に、柔道部主将の山﨑一秀くんがリモート出演しました。

インターハイという最大にして最後の大舞台を奪われる格好となってしまった高校生たちが、何を思い、どうしているのか?全国各地の高校生の声を、お笑い芸人のミキのお二人が母校の放送室から番組としてONAIRするというものでした。番組終盤で出演した山﨑くんは、インターハイ中止が決まって落ち込んだものの、「もし自分がインターハイに出ていたら優勝していたと言える努力をしろ」という松本監督の言葉が支えとなって、今は大学日本一になるという次の目標に向かって歩み出せていると語ってくれました。

全国で、それぞれの高3生が前向きに「新たに青春をかける、情熱を注げる目標」を見つけ動き出しています。そして、安易な慰めでなく、寄り添い支える形で応援する松本監督のような先生方がたくさんおられます。そんな多くの人たちが、後から「成功への分岐点」としてこの夏を振り返ることができる日が来てほしいですね♪

山﨑くん、全国放送の大役お疲れ様でした!

2020.8.21 入試国語の巨星墜つ

先日、外山滋比古氏の訃報を知り、職員室で国語科の先生方と話題にしたばかりでした…そんな中、今日は劇作家で評論家としても知られる山崎正和氏が逝去されたことがインターネットのニュースで報じられました。(画像はいずれも朝日デジタルより)

お二方とも、高校国語の世界では必ず出会う作家であり、分かりやすく論理的に構成された教科書の文章を通して「これぞ評論!」と”型”を実感できた生徒、はたまた問題集や入試過去問で遭遇した難解な評論に格闘した生徒も少なくないはずです。(もっとも、山崎氏は教科書の定番「水の東西」について、”評論ではなく随筆である”と仰っていますが…)大学入試でも、先生方の作品が多く出題されており、”作品や新聞などへの寄稿を見かけたら、この人たちのは絶対に読んでおくべき!”と受験生に話す際には必ず名前が挙がる偉大な方々でした。

先生方の残された「言葉の遺産」を、生徒と共に大切に読み継いで参りたいと存じます。心よりご冥福をお祈りいたします。

2020.8.20 悪い癖…

21日は部活のオープンスクール、22・23日は休日となりますので、今週の学習機会は今日で一旦終了ですね♪皆さん、17日から再開した1週間の学校生活、お疲れ様でした!

さて、上図は私が担当している学年・コースの、古文単語小テストの結果(合格率)を示したグラフです。週の締め括りにあたる今日は、不合格者がわずか2名(1人はあと1問、1人はあと2問で合格でした…)。みんな、良く頑張ったぞ☆彡
ところで、このグラフを見て明らかに分かることがありますね!最近5回分の結果を合格率で示したものなのですが、通算23回目と24回目の間には、古典の授業がない「休み」を挟みました。そして、24回から25回までの間には、長~いお盆休暇がありました。そうです、「休みに弱い」んです(泣)

毎日続く日程ですと、続けて顔を合わせますし話もできます。予習頭もフル稼働しますので、回を重ねるごとに成績が伸びています。反面、一度間を空けてしまうと、家でリラックスし過ぎて程良い緊張感も切れてしまうようです。これはどう考えても”悪い癖”です!時間が作れるからこそ万全の準備ができる、何なら「過回の復習ができる・今後の予習ができる」ぐらいポジティブに捉えて活用してほしいところです。

週明けの24日には、28回目の小テストが待っています。さて、ちゃんと自覚して備えてくれるでしょうか?

2020.8.19 英語科と生徒の2人3脚♪

ここ数日、職員室の四方あちこちで見かける光景があります。それは英語科の先生方と生徒たちとのコミュニケーションです。何気なく耳を傾けてみて、何をしているのか知ることができました。英検の2次試験となる面接の練習やアドバイスです。

正式に外部検定試験が導入されることは見送られましたが、大学入試においても英検の資格やスコアによる優遇措置が多々講じられています。高3生以外についても、英語学習のモチベーションUPにつながる”カタチになる努力の証”として取得を目指すたくさんの挑戦者がいます。

先生方も、時間を調整しながら1日に何人もの練習相手となり、指導・助言を重ねています。2人3脚で合格へのラストスパートをかけている、そんな感じに見えます。頼もしい英語科の先生方に太鼓判を押してもらえれば、本番に向けてすごく大きな自信になりますよね!ぜひ、首尾よく合格を掴み取ってください。応援しています☆彡
英語科の先生方も、毎日本当にありがとうございます♪

 

2020.8.18 やっぱり重要☆最初の関門

右に示したのは、この春に行われた長崎県立大学の合格者成績の公表分(一部)です。

センター試験(今年度から「大学入学共通テスト」)+2次個別試験前期日程の合計点で、合格最低点と合格平均点が掲載されています。トータル得点は800点とか1000点とか大きな数値ですが、平均点と最低点との差は30点ほどしかないのが分かると思います。それだけ、一定の得点帯にひしめき合っているということでしょうね…

さて、このうち2次個別試験の配点は200点。試験は小論文だけ、英語だけ、数学だけなどのパターンです。教科の試験は、当然それを得意とする受験生が選んで臨むはずですし、小論文は一定水準のレベルで書ける相手の中で何十点も差をつけることはできない試験科目と言って良いでしょう♪となると、それだけ最初の関門=大学入学共通テストが重要だということです!

いよいよ、大学入学共通テストの第1日程まで150日を迎えます。ガンバレ、長崎日大高3生☆彡

2020.8.17 そこで差をつけよう!

授業が再開しました。いきなり放課後講座までみっちりのスケジュール!さすがにキツかったですね…

しかし、そうも言ってられないのが高校3年生。実現できなかった強化ゼミの分まで、8月後半で追い込みをかけたいというのが正直なところでしょう。ただ、授業にしろ講座にしろ、与えられる「学ぶ機会」は全員に平等です。さすがに受験生ですから、家庭学習に費やす時間についてもそう大きな差はないかと思います。ならば!1歩でも2歩でもリードするカギは、授業の時間から得るものをどれだけ増やすか?にありますよね。

そのためには、配布される解説・板書される解答など、一律に文字情報で与えられる以外に「先生方が熱量を持って話したことをより多く吸収する」ことが必要です。そしてその中で分からなかったことやもう少し聞きたいことを「その日のうちに質問してカバーしてしまう」姿勢が効果を高めます。これらのことは、必ずしもみんながみんな意識して行動していることではありません。しかし、過去の先輩たちを見ていても、この時期から「職員室でよく見かけるようになったなぁ~」と感じる生徒はグーンと伸びていた印象があります。

一律・平等の中から「特別」を生み出す!授業にちょっとしたプラスアルファを加えて、大きく差をつけましょう☆彡

2020.8.16 さぁ!

長いようで短い休業期間も終わり、また学校生活が始まりますね♪
長崎日大生の皆さんは、有意義に過ごすことができたでしょうか?!何事も、”切り替え””仕切り直し”が必要です。何とな~く17日を迎え、休日の延長線上で入ってしまうと、上がる効果も上がりません。あらためて、夏後半の目標・2学期の課題や抱負を再確認し、「さあ、やるぞ!」と強い気持ちを持って迎えてほしいと思います。

とはいえ、昨日のBlogでも書きましたが、この期間の皆さんの様子は分かるようで見えない部分が多々あります。少しでも気になることや不安な要素があったら、遠慮なく我々に相談してほしいと思います。学習のこと、生活のこと、何でも構いませんよ♪

さぁ!みんなで、熱く、暑い夏を過ごすリスタートです。まだまだ出来ないことも多い時期だからこそ、出来る1つひとつのことを大事にしていきましょう。(夏の課題、夏の学習、進んでますよね?みんなから「さぁ…」とはぐらかされずに済むことを祈っています)

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