2020.09.06~09.12

2020.9.12 ドヤろう!

9月に入って、大学入試関係、とりわけ総合型選抜・学校推薦型選抜が慌ただしくなってきました。

出願用書類が手元に届いたり、ダウンロードできる状態になったりして、本校の高3生たちが準備に追われる光景も目にする機会が増えています。特に、日常の中では書き慣れることのない「志望理由書」などは、思うように書けずに相談や添削の依頼に来る…というパターンが多くなり、数名の生徒が苦心した跡が私にも届いています。

本校には、シャイBoys・オクテGirlsだらけなのでしょうか?(笑)せっかく取り組んできた自分の頑張りについて、あまりにも控えめな下書きをしてくる生徒が多い気がします♪ 志望理由書は、いわば”自分はこの大学・学部に向いてますアピール”なわけですから、こういう場面ではドヤ顔をしてほしいのです。たとえば、パイロットを目指していて、高校時代に弓道愛好会で頑張った生徒がこう書いてきます。

学業と部活動の両立を意識して頑張りました。おかげで集中力や自己管理能力が身につきました。
これももちろん事実です。悪くないんですよっ。ただ、添削のやり取りを経て、少しずつ味付けが加わっていきます。
学業と部活の両立を己に課し、妥協せずにやり遂げる力を身につけた。特に弓道は、当たり外れに固執したりその時々の感情に左右されたりすることなく、常に冷静沈着で日頃鍛錬した技術を出し切ることに集中することが求められる武道である。パイロットの仕事も、誰よりも冷静にクルーや乗客を統率して様々な場面に対処することが必要であり、私が弓道で培ってきたものが発揮できると確信している。

自分で自分を褒めるという、何とも”こそばゆい”作業ですが、それをするのが志望理由書や自己アピールです。長崎日大生は、本当に頑張って色々なことに青春をかけてきた生徒ばかり♪みんな、それなりに書ける要素があるはずです。日頃は、控えめ大いに結構!でも、いざというときはドヤろうよ!

2020.9.11 お待ちしております♪


秋のオープンスクールが、いよいよ明日・明後日に迫って参りました。今日は40分授業に短縮した日課で時間を捻出し、最後の時間を明日に向けた設営や清掃に充てました。生徒の皆さん、協力的に動いてくれてありがとうございました。

新型コロナウイルス感染症の影響を受け、実施可能かどうかを常に検討しながら進めてきました。何とか開催に踏み切ることができたものの、実施日を2日に分けたり内容・規模を縮小したりと、例年通りにはいかない部分もあります。それでも、ありがたいことに土・日それぞれ300名ずつ程度の予約申し込みをいただきました♪その気持ちと期待に応えるべく、できる限りのおもてなしで応対させていただこうと思います。

受付・各種展示・体験授業など、生徒も先生方も放課後までかかって準備を続けてくれています。明日は雨模様となりそうですが、「日大っていいな♪」と晴れやかな心でお帰りいただけるよう頑張ります!
在校生はもちろんのこと、県内の中3生諸君が理想的な高校選びをするためのサポートも大切な”進路応援”です。

2020.9.10 その気があれば!

今日の昼休み、プログレスコース高3の男子2名が私のもとを訪ねてくれました。
「先生、日大の法学部の動画、見せてもらえませんか?」との相談ごとでした。先日ブログで紹介したとおり、現在、日本大学の付属特別選抜方式の志願者募集をしているため、色々なクラスに各学部・学科を紹介しています。それを受けて、自分たちも希望の学部について理解を深めたいという、とっても前向きなリクエストでした。断る理由など何もありません。多少のすべきことは後回しです。「もちろん!いいよ、今すぐ見よう♪」とノートパソコンを開いて動画を再生してあげました。

聞けば、明倫館で寮生活をしながら頑張ってきたけれど、少し基準に届かないためⅡ部(夜間)への進学を考えているとのことでした。DVDを視聴して、ますます行きたくなったとのことでしたので、このように伝えて励ましてあげました。
「今のその気持ちを忘れずに、生活のリズムを保って努力すれば、Ⅰ部(昼間)への編入チャンスは大いにあるよ☆彡」
実際、昨年度中に行われた日大法学部の編入試験では、2年次からⅠ部に編入する試験で108名中86名(約80%)、そして3年次から編入する試験では、何と10名中10名(100%)が希望を叶えてⅠ部生として新2年・新3年の大学生活を始めています。卒業時に授与される「学位」には、Ⅰ・Ⅱ部の別はありませんから、全く同等に卒業の価値も認められます。

日本大学はご存知のとおり、法律学校が前身ですから、まさに日大の看板学部といえます。一般入試の入試偏差値も高く、もちろん就職も充実しています。最初は変則的な授業時間帯に戸惑うこともあるかもしれませんが、編入を目指して頑張る覚悟がある彼らのようなタイプであれば、妥協して別の大学に行くよりも、遥かに幸せな未来に辿り着ける可能性が見込めます。

その気になれば夢は叶う!彼らの数年後の成功を信じつつ、まずは入学までのサポートをしっかりしてあげようと思います。

2020.9.9 ありがたいサポート

本日の放課後、アニバーサリールームにたくさんの高校3年生に出入りする光景を見かけました。中の様子を拝見して即納得!「あ~、もうその季節が来たかぁ」と感じるとともに、ピリッと心が引き締まりました。

行われていたのは、この後試験を控えている防衛大学校・防衛医科大学校入試のための願書記入です。いずれもレベルが高く、難関の入試となりますが、本校からは毎年一定の合格者がおり定期的に入校する生徒を輩出しています。そんなご縁もあって、長崎地本(自衛隊長崎地方協力本部)からわざわざ願書を持参してお越しくださり、出願書類作成のサポートをしていただいているというわけです。

今日も男性・女性合わせて4名の方がお見えになり、入れ替わり入室してくる本校生に対応してくださいました。願書用の写真撮影なども全て行なっていただきましたので、”取り寄せ→記入し→写真を撮り→貼り付け→郵送する”の煩雑な流れが、本校にいながらにして放課後の僅かの時間で完了しました。ありがたい限りです♪

難易度の高い両大学校の試験ですが、今日のお礼は結果でしたいものですね!残された日々を大切に使って、合格を目指しましょう。

2020.9.8 悩ましい天秤…

現在、学校では日本大学の付属特別選抜の2次募集を行なっています。この選抜方式は、各学部から我々長崎日大に”枠”が与えられ、その中で本校が推薦する生徒が出願の資格を得るものです。例えるなら、「付属高校に対する指定校推薦」のようなもので、よほどのことがない限り合格に辿り着ける貴重な募集形態です。

例年と異なり、不思議と今年は志望が偏り、まだ空席となっている学部・学科が多々あります。日本大学の教育水準や就職の優位性、一般入試の場合の難易度などを考えると「あまりに勿体ない」状況であるため、2次募集と再度の説明を併行して実施しているところです。

この時期、首都圏の大学を選択するという判断は、なかなかしにくいという声も伺います。確かに、新型コロナウイルス感染症は都市部になればなるほど拡大スピードや数も増加し、お子様の健康的な学生生活を危惧するお気持ちはもっともです。その反面、果たして4年先(お子様の就職時)まで効果的な策が見い出せないまま推移するかとなると、それは考えにくいですし、いずれにしろ就職のタイミングは遅れることなく訪れます。となると、せっかく付属高校生に与えられた特権を、慎重になり過ぎて活かしきれないことも惜しい気がします。

う~ん、難しい天秤ですね…ただ、考えてみる機会を作ること自体は、大切なことだと思います。2次募集は17日(木)となっています。ご不明な点がありましたら、担任または進路指導部までお尋ねください。

2020.9.7 自然の猛威

台風10号の影響で臨時休業となった1日。皆様、大事なくお過ごしになられたでしょうか?
雨・風もさることながら、「停電」もなかなかの厄介者…我が家も7日昼まで続き不自由を強いられましたが、日付が変わり8日になっても、未だ復旧していない地域があるようです。本当に大変かと存じますが、もしも本校関係者の中におられるようでしたら、ともかく安全と健康第一でお願いしたいと思います。

昼になり、ようやく出勤できる状況となり学校に向かうと、既に校長先生をはじめ教職員が校務や敷地内点検にあたっておられました。特に事務局の先生方には、強風対策として移動させていた、大きな施設・備品などの復元作業もしていただきました。大変重労働であったことと思います。誠にありがとうございました。

色々な先生方の尽力の甲斐もあり、今回の台風の被害は最小範囲に抑えることができました。ただ、自然の猛威はやはりすさまじく、本館前の植栽(通称:百年の庭)の樹は根っこから丸ごと薙ぎ倒されていました…いやはや、恐ろしい力です。

スクールバスの路線は既に安全確認が出来ているのですが、JRなどの公共交通機関に影響が残りそうなことや、停電のため心身ともに疲弊が蓄積している生徒がいる可能性に配慮し、8日(火)も2時間遅れの日程計画としております。それでも登校が困難なケースもあろうかと存じます。くれぐれも、安全や健康状態を最優先の上、可能な範囲で学校再開を果たしていきたいと思います。

2020.9.6 「動き出し」と「リアリティ」

今回の台風10号は、相当に強力な台風で大規模停電も想定されると言われていることから、スーパーやコンビニなどでは、水・食料品が品薄になっており入手が困難な状況となりました。私も5日(土)の午後になってやっと調達に行ったのですが、時すでに遅し…残っていた幾らかの商品を気休め程度に買い足すのが精一杯でした。

「早めに情報を集め、冷静に心配する」
「過剰になり過ぎず且つ不足することのない、適切な量を調整する」
「自分の身に大きな影響があるかもしれないとの認識を持つ」
そんなことをきちんと考え対処することの重要性という点では、学習と似ていますね(多少のこじつけ感はありますが…)

まずは台風の影響を最低限に抑えて乗り切ること、そしてその後は、このような機会にあらためて感じた教訓を大事にしたいものです!
「動き出しは早くっ!」「自分事としてリアリティを持って!」

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