2020.11.29~12.05

2020.12.5 教えるたびに…

期末考査が終わり、年末そして3学期に向けて、また日常の学習がスタートしました。
答案返却なども済み、新しい単元として漢文では『雑説』を扱うことになりました。色々な教科書会社の高1教科書に採用されている文章ですので、高校1年の担当になった年には大概授業で生徒とともに学ぶことになります。さて、この雑説の書き出し間もなくにこんな一文があります。

千里の馬は常に有れども、伯楽は常には有らず。
(千里走る名馬はいつも存在するが、馬を見分ける名人はいつもいるとは限らない。)

この単元を指導するたびに、私たち教師が”伯楽”でなければならないと痛感させられています。たとえ名馬がいても、名馬だと見抜く眼力を持った人が養わなければ、能力を発揮できないまま埋没してしまう。学校教育もまったく同様だと思います。生徒一人ひとりには、それぞれに良い個性があり優れた特性・長所があります。それを活かすも殺すも、適性を見極めプラスを伸ばす指導や接し方ができるかどうか、教師次第!私たちの言動によって、生徒の能力を引き出せるかどうかが決まっていくわけです。

生徒たちとともに学びながら、今回もまた『雑説』の教えをしっかり噛みしめたいと思います。

2020.12.4 ちりつも(塵も積もれば山となる)

授業に行っている1年2組の教室に、担任の久保先生が上のような言葉を掲示しています。

1日にちょっとの努力を重ねていく。1日に0.01と、ほんのちょっとの頑張り。これを1年間継続すれば「塵も積もれば山となる」から頑張りなさい♪このような愛のこもった激励です。1.01の365乗は、計算すると約38になるそうです。毎日コツコツ少しの努力を重ねることで力が38倍になるとすれば、これは大きな変身ですよね?!逆に、1日にちょっとずつサボってしまうことは、0.99の365乗に例えられます。この計算の答えは0.03。1年間で33分の1の力に衰えてしまいます。

いかにも数学科の先生らしい学級の目標です!ただ、他学年・他クラスの生徒の皆さんの中には、この言葉にまだ出会えておらず1日の0.01の努力を怠ってしまっているかもしれませんので紹介しました。今年度も残り4ヶ月。さぁ、今日も1歩ずつ”ちりつも”しよう!

2020.12.3 生徒が日大で目指すもの

期末考査の期間を利用して、我々教職員は県内各地の中学校を訪問して回っています。12月から高校入試の出願も始まることから、質問に対応したり情報交換をしたりといった目的を持って行うものです。

私も数校回って来ましたが、部活動で声をかけさせていただいたご家庭から、「学習と両立するなら、やっぱり日大が良いと考え決めました。」とのお言葉が複数あるとの情報を頂戴しました。

その競技が強いだけだったら、他校という選択肢もあるかもしれない。しかし、学生の本分を疎かにせず、クラブチームではなく学校教育の位置づけである部活動として取り組む以上は、勉強にもしっかり向き合いたい(親として向き合わせたい)。その最適なチョイスとして本校を選んでいただくことは、それを大事に考えている我々としても大変光栄で嬉しいことです。

生徒が長崎日大に求めるもの。長崎日大で目指すもの。コースや目的を問わず、それらを大切にしていきたいと思います。

2020.12.2 時が満ちるのを待って

期末テストが終わり、学校に残って採点を頑張りました。気づけば夜も8時を過ぎ、ようやく帰路につこうとすると…
今月の言葉12月バージョンに変わっていました。末竹先生、毎月ありがとうございます♪

さて、今月新しくなった「今月の言葉」。パナソニックの創業者で”経営の神様”の異名を持つ松下幸之助氏の
冬が来れば春はま近い 桜は静かにその春を待つ
という言葉です。

自身が設立したPHP研究所から刊行された松下氏の著書の中に、もう少し続きのくだりがあり、こう記されています。
・・・・・・・・・・・・・・・・
静かに春を待つ姿は、一瞬の休みもなく力をたくわえている。たくわえられた力がなければ、時が来ても事は成就しないであろう
時を得ぬ人は静かに待つがよい。大自然の恵みを心から信じ、時の来るを信じて、着々とわが力をたくわえるがよい。着々とわが力をたくわえる人には、時は必ず来る。時期は必ず来る

特に高3のみんなにとっては、大学入学共通テストまであと45日。どんどん大一番が近づいてきています。今は、やがて来る春を信じて目の前の勉強に打ち込みグッと耐え忍ぶ時季と言えるかもしれませんね。でも、その冬の努力が本物であればあるほど、真剣であればあるほど、来る春も咲く桜も素晴らしいものとなるのでしょう♪ がんばろう、みんなで!

2020.12.1 キレイな○を!

12月になりました。最近は日没もめっきり早くなり、18時過ぎに学校を出る頃にはすっかり暗くなっていました。大村方面に向かって走っていると、右手にとっても綺麗な月が輝いて見えました。

昨日がちょうど満月(ビーバームーン)でしたが、今日の月も負けじと正円を描いており、とっても鮮やかでした。

恐らく生徒の皆さんは、そんな外の景色に目をくれることもなく、最終日を迎える明日の試験対策に余念無く備えていることと思います。20日(金)に時間割が発表されてから、かれこれ2週間近く、落ち着かない毎日を頑張ってきたと思いますがあと1日です。大変でしょうが、明日の教科・科目に対して最善を尽くしてください。
皆さんの答案用紙にも、キレイな○が美しく並ぶことを祈っています!

2020.11.30 折り返して後半戦♪

期末考査2日目が終了しました。
生徒の皆さん、週末の頑張りの成果は発揮できましたか?

やっと全日程の折り返し!3日目・最終日に突入します。ここからは、火・水と連続で試験が続きます。最大で6教科・科目が怒涛の如く押し寄せてくるハードなスケジュールとなります。週末に、どれだけ後半戦を意識した学習ができたか?疲れが出てきた自分を追い込んで、どれだけ午後からの時間を活用できたか?このあたりがポイントになってきそうです。

明日から12月です。気持ちも新たに、残り2日間を乗り切っていきましょう☆彡

2020.11.29 今年もあと1ヶ月!

令和2年の最後の登校日は、冬季進学講座最終日にあたる12月28日(月)になります(大学入学共通テストを受験する高3生は別日程)。したがって、学校流のカウントでいえば今年もちょうどあと1ヶ月となりました。

”今年のことは今年のうちに”と考えると、残り1ヶ月における自分の課題を学習・部活動・生活など様々な面に見出し、改善する努力・工夫に充てるひと月にしてほしいと思います♪

口を開けば「コロナ コロナ」の毎日で、生徒たちも本当に大変な1年間でした。そんな中迎える残りの1ヶ月。ここをどう過ごすかによって、「コロナに振り回された1年」が「コロナに打ち克った1年」に変わるはずです。池内校長が常におっしゃっている「ALLOUT☆」の精神で、全てを出し切る2020年にしましょう!

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