2021.1.16 実力テストを”今”にしよう!
初の実施となる「大学入学共通テスト」も2日目を迎えました。
今年は新型コロナウイルス感染症対策ということで、試験における決まりごとも諸々追加されています。私たち教職員が大学構内に留まることが認められておらず、出席確認や教科科目ごとのわずかな合間時間(合間の場合は教室から出て来ない生徒が多いのですが…)しか生徒の様子・雰囲気を把握することができません。
画像は8:15~8:30に本校生の入構確認をしている様子ですが、進路指導部主任が指揮を執り、各担任が自分のクラスを掌握してくれています。マスク越しの表情を見ながら、個々の状況に合わせてひと言ふた言声をかけ、試験会場に送り出してくれていました。毎年この光景を見るのですが、師弟一丸となってこの日のために頑張ってきた二人三脚の雰囲気がすごく表れていて素敵だなぁと感じます♪特に今年の3学年は、入試改革・コロナ対応と幾重にも直面した困難を経ての2日間ですので、より強く実感させられました。
見たところ、生徒の皆さんも体調が良さそうで時折笑顔も見られ、心地良い緊張感を持ちながら2日目を迎えられているようです。結果を気にするのは明日以降で構いません。とにかく今はやり切ること、出し尽くすことが大事です。
みんな、池内校長の「ALL OUT」の檄を思い出し2日目も全員で全力で全うしよう!
2021.1.15 祈り
明日、いよいよ大学入学共通テストを迎えます。
たくさんやってきた たくさん悩んできた
時間もしたいことも 色々犠牲にしてきた
後は迷わず突き進め 存分にやってやれ!
____ 長崎日大高3生が、これまでに培った力を余すところなく発揮できる2日間となるよう、長崎大文教キャンパスで戦うみんなに、熱いエールを送ります。
ハートは熱く頭は冷静に。最後まで落ち着いて戦おう!
2021.1.14 それも1つの”証”
高校の特別入試を翌日に控えたこの日、6・7校時を会場設営(大掃除)に充て、無事に整備が完了した各教室をプログレスコース長の永石先生と点検していました。すると、廊下で待っている日大中出身の高3CRの女子生徒2人の姿が目に留まりました。
点検が終わった教室から出て「どうしたの?」と声をかけると、
「大学入学共通テストが2日後だと思うと緊張が止まらなくて…」とのこと。中学時から知っている教員(私)を見かけ、不安を紛らわすために何か言葉を交わしたくなったのでしょうね。これまで十分頑張って来た彼女たちに、これ以上「ガンバレ」と言うのも気が引けて、とにかく「大丈夫♪」と連呼し、「会場には入れないけど我々も気持ちは傍にいて応援してるから!」と言った話をして送り出しました。
全国の高校3年生の中でも、共通テストを受けるのはせいぜい半分程度。学校の方針や学習の継続などを理由としてではなく、進路を決定するために勝負をかける生徒となれば、その割合はもっと少なくなるでしょう。そう考えれば、緊張しているのはそれだけ本気で挑もうとしている証です。どうか誇り高きチャレンジャーとして、逆にその心地良い緊張感を楽しむぐらいのポジティブさで臨んでほしいと思います!みんなの3年間もしくは6年間を見てきた我々が言うのですから間違いなし。きっと大丈夫♪
2021.1.13 ペンを剣に!
突然ですが…
19.1% 30.3% 74.8% これ何のパーセンテージか分かりますか?
文部科学省が資料として公表している「大学入学者選抜における記述式問題の実態調査」の結果のうち、”一般入試における客観式問題の割合”を示しています。これを言い換えると、残りは記述式問題ということになりますね。上の数値は、左から順に国立大→公立大→私立大ですから、国公立大の2次個別入試における、記述式問題のウエイトが如何に大きいかがハッキリ見て取れます。また、一般入試において1問でも記述式問題を解いた受験生は、国立大99.1%、公立大99.0%、私立大53.8%であるという数字も示されており、上記の現実を別の形で表したものと言えます。
現代では、「思想や言論の力は、暴力など実際の力よりも優れている」との意味で”ペンは剣よりも強し”という言葉が使われます。これをモジるわけではありませんが、大願成就をかけた入試という闘いに挑む生徒の皆さんにとっては、ペンの力(ここでは≒書く能力)がとっても大きな武器になります!
難しい記述や指定字数の多い記述の問題は、ついつい目を背けてしまいがちです。ただ、記述力は一朝一夕に伸びるものではありませんので、日々刃を研ぎ続けるがごとく、地道に解き続け向き合い続けることが肝心です。みんなガンバレ、その手に剣を!!
2021.1.12 努力の跡続々と☆
予定より4日遅れの始業式が行われ、ようやく長崎日大の3学期が動き出しました!
引き続き、コロナ禍の様々な対策に基づき、始業式も全校放送で行われましたが、各教室で校長の話を熱心に聞いてくれていたようです。また3学期学級委員の任命式も併せて実施し、大切な最後の学期をまとめる生徒の皆さんを紹介することができました。やっぱり、生徒がいてこその学校ですね♪臨時休業で教職員だけが集まった8日とはガラッと変化した、エネルギーに満ちた雰囲気が溢れていました。
さっそく冬季休暇の課題も回収。私の手元にも、古文・漢文の宿題冊子が届けられました。週末に校内実力考査が近づいていますので、ペースを上げて点検・チェックをしていきましたが、冬の頑張りが感じられる良い仕上がりがたくさんありました☆彡きっと努力が実って力となって表れることでしょう!
短いからこそ、大事に、濃く過ごしたい3学期。1日1日に、自分なりのテーマ・自分なりのこだわりを持って充実させたいですね♪
2021.1.11 令和3年!忘れないで
8日の始業式が延期となってしまいましたが、立場上、校長先生が始業の挨拶で述べられるお話しの一部を伺っておりました。
特に講話の後半、非常に大切で素敵なメッセージが込められていました。(実はこのブログ、12日に下書きしています。11日当日は怠慢で滞りました…スミマセン)既に生徒に向けて話された後なので、ご紹介いたします。
現在の世の中は終わりの見えないコロナ禍のためでしょうか、刺々しくギスギスした面が増えています。ちょっとしたことでお互いに傷つけ合ったり、人を攻撃したりする風潮が強くなっているようです。本当はこのような時にこそ、みんなで支え合い、励まし合うべきなのでしょうが、そのような姿はあまり見受けられません。せめて、縁が合って長崎日大に集まった私たちの間だけでも、いたずらに人を傷つけたり、その場のノリで人をからかったり、何かに自分のイライラをぶつけたりすることをやめませんか。世の中がギスギスしている今だからこそ、長崎日大を誰にとっても居心地の良い温かい空間にできないかなと思います。
ちょっとした温かい心遣い、ちょっとした親切、ちょっとした優しい一言でいいんです。皆さんの「ちょっとした」が集まれば、世の中を動かすぐらいの大きなパワーとなります。良いマナーや小さな親切、温かい言動を重ねて、コロナ禍を吹き飛ばすような快適な空間を創っていきましょう。
______ 生徒への声掛け、我々教職員への気遣い、まだ薄暗い冬の早朝からの掃除…「ちょっとした」で片づけるのは大変失礼ながら、様々な実践を校長先生は既に自身でやっておられます。私たちも、学校が目指す令和3年の目標として、忘れずに意識して過ごしましょう。そして少しずつでも実行に移していきましょう!