招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R2 10/7・8

7日の7校時、中高全学年において、防災訓練が実施された。コロナ禍にある現時点において、例年とは異なる実施形態であったのだが、田代教頭先生の実体験に基づく防災に関する講話に生徒さんたちは聴き入っていた。

防災訓練終了後に、中学生の皆さんが、第1体育館に集合している。

「あっそうか!」、「明日は諫早市の中学校駅伝大会だ。」と気づき、吾輩も急いで体育館に向かう。

 

出場選手の紹介、出場選手の挨拶、生徒会長からの激励、大久保教頭先生から「タスキ」の授与など、激励会が進んでいった。

近年、著しい成長を見せ、各種大会で大活躍している長崎日大中学校陸上部であるが、長距離には取り組んでいない。

今回の駅伝大会も他の部活動やマラソン大会の成績上位者に声をかけてのメンバー選抜だったらしい。

嬉しいことには、「出てみないかい?」と声をかけたところ、生徒さんたちはすぐさま「はいっ!出ます!」と快諾してくれたそうである。

中には、自分から「出たいです!」と名乗りを上げてくれた生徒さんもいたようで、日大中の頼もしさを感じるものであった。

10年ほど前は、駅伝大会に出場したいが、なかなかメンバーが揃わず、断念するしかないときもあった。

出場したにしても、前を走るチームから2分以上遅れてのダントツの最下位となったときもあった。

長年その経過を見てきた吾輩としては、充分に走りきることができるメンバーが揃い、毎年出場できていること自体が嬉しいのである。
順位云々はこれからである。
さて、大会当日である。
時節柄、応援も「声援なし」「拍手のみ」という制約つきであった。

まず、女子である。強風の中、全員が諦めない激走を見せてくれた。とにかく、走る選手の必死の表情を見るだけで「涙腺崩壊」であった。大差がついての最下位かと思ったが、全員が全力でタスキをつなぎ、終盤の追い上げを見せた。参加21チーム中18位、胸を張ってほしい。

 

次に、男子である。女子同様、普段から長距離の練習をしている選手は一人もいない状態である。ところが、である。
スタートから、中盤に位置し、最後までペースが落ちない快走を見せたのである。参加25チーム中14位、昨年のタイムを5分以上縮める結果となり、「躍進賞」をいただいた。

 

男子も女子もよく頑張ってくれた。
感謝と尊敬の気持ちを表したい。
君たちは長崎日大の誉れである。

本日はここまで。

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