招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R2 7/22

夏休みに入り、いつもと違う風景が見られる。
主に午後からとなるが、続々と保護者の皆様が来校されている。
生徒の皆さんにとっては、ちと緊張する?かもしれない「三者面談」絶賛開催中なのである。

思い起こせば、吾輩も高校時代、三者面談において、母親から自宅での「だらけた事実」を暴露され、当時の担任であった高橋渉先生に苦笑された覚えがある。

面談中、机の下で、吾輩の足は何度も母親の足をつついたのであるが、それは逆効果となり、母親の弁舌は冴えまくった。

もはや、進路に関する相談ではなく、「息子の恥ずかしい話の暴露大会」といえる三者面談であった。

現在の三者面談においてはそのようなことはないと思うが、保護者様と担任が密に連携をとることは良いことだと思う。

また、担任だけでなく、部活動の顧問の先生や教科担当の先生たちとも気軽に相談・雑談ができることは大切なことかなと思う。

保護者様でも担任でも、ひとりの人間が子育てや学校での指導をやっているのではなく、周囲の大人がよってたかって、ひとりの生徒さんに「あなたのことを大切に思っているよ。」と伝えたいものである。

青春期・思春期にある生徒さんたちは、先生たちに対しても、保護者様に対しても、なかなか素直になれなかったり、意地を張ってみたりはあるかもしれない。

でも、そんなことも含めて、一緒にやって行けたらいいなと思う。

午後の長崎日大の校舎を歩いていると、各教室から明るい会話が聞こえてくる。張り切って説明している先生の声、お母さんの笑い声が聞こえる。

生徒さんの少し照れくさそうな顔も見える。

なかなか新鮮な午後の風景である。

本日はここまで。

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