招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R2 7/27

連休明けの本日、吾輩の手元に、7/24の「スポーツニッポン」が届いた。現在、日本大学スポーツ科学部に在籍する池江璃花子さんが特集されているページがあることからなのだろう。

池江さんのメッセージを一部紹介しよう。

大きな目標が目の前から、突然消えてしまったことはアスリートたちにとって言葉にできないほどの喪失感だったと思います。私も白血病という大きな病気をしたから、よくわかります。思っていた未来が、一夜にして、別世界のように変わる。それはとてもキツい経験でした。そんな中でも、救いになったのはお医者さん、看護師さんなどたくさんの医療従事者の方に支えていただいたことです。身近で見ていていかに大変なお仕事をされているのか、実感しました。しかも、今は、コロナという新たな敵とも戦っている。本当に感謝しかありません。ありがとうございます。

逆境からはい上がっていくときには、どうしても希望の力が必要です。希望が遠くに輝いているからこそ、どんなにつらくても、前を向いて頑張れる。私の場合、もう一度プールに戻りたい。その一心でつらい治療を乗り越えることができました。世界中のアスリートとそのアスリートから勇気をもらっているすべての人のために、一年後の今日、この場へ所で希望の炎が輝いてほしいと思います。

ほんの一部であるが、「感謝の心」と「希望の力」という言葉は大切だなと思う。医療従事者の皆様をはじめ、一般社会で世のため人のために力を尽くしてくださっている皆様への「感謝の心」を忘れてはいけないと心底思う。

そして、オリンピックを目指していたアスリートの皆さんに限らず、さまざまな活躍や表現の舞台を失った学生さんや生徒さんたち、世の中において、様々な逆境に立つ皆様が「未来への希望」を抱いて、また雄々しく挑んでいただくことを願う次第である。

本日はここまで。

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