招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R2 7/28

今年度の長崎日大高校の学校案内が完成した。
同時に、学園の広報誌である「潮鳴り」と育成会新聞「天に翔たけ桜坂」も
完成した。

 

本日は、高校の学校案内等を各中学校様にいち早くお届けすべく、入試主任の橋本先生の陣頭指揮の下、先生方が進学講座等の合間を縫って、荷造り、梱包にあたっている。

先生たちのご協力のおかげで、山のように積んであった学校案内が箱詰め、袋詰めされ、発送準備OKとなった。

有り難きこと、この上なしである。

一人でも多くの中学校の先生方や生徒さんに手にとっていただければ幸いである。

今年度の「学校案内」の特色は、内容はさることながら、表紙である。

長崎日大のシンボルといえば、やはり、制服である。

ブレザータイプの制服は、今となっては広く流通するものとなっているが、県内において初めて長崎日大が採用した紺のブレザータイプの制服は、昭和42年当時の長崎において、さぞや斬新に映えたことであろう。

その後、平成の時代となり、平成2年には、2代目の制服となるタータン・チェックのブレザーが登場した。これも当時としてはかなり新鮮であった。今回の学校案内の表紙を飾っているのがこれである。

タータン・チェックは単なるファッションとしての図柄というわけではなく、大いなる歴史と意味合いを持つものである。

諸説あるが、そこには、ひとつのファミリーを示す意味合いが含まれることがあるそうな。「ファミリータータン」という言葉が存在するくらいである。

平成がはじまり、日大ファミリーとしてのプライドを抱いて袖を通すユニフォームとして採用したのである。

創立から半世紀余りが過ぎた長崎日大であるが、新しい学校を創ろうという気概に溢れ、世間に先駆けたブレザースタイル、伝統を築きつつ、さらに成長しようとする思いをこめたタータン・チェックなのである。

令和の時代となり、改めて、制服を掲げ、創立の志を噛みしめて精進していきたいものである。

 

本日はここまで。

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