招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R5 3/17~20

令和5年度も終わりに近づいた。
3/20は今年度の終業式である。
そして、長崎日大の第3学期終業式の日は同時に、
長崎日本大学中学校の「中学校課程修了式」となる。

午後からの中学校の修了式はまた後日触れるとして、まずは今年度最後の生徒さんへのご挨拶である。

ここにきて、マスクの着用をはじめ、ようやく、あらゆる制限が緩和されていますが、今後においても皆さんの健康と安全に気をつけていただくことは、変わらずお願いしなくてはなりません。

春休み中の日常生活、部活動、帰省や旅行などでの移動、この後すぐに予定されている甲子園での応援ツアーなど、気を緩めることなく、充分に注意していただきたいと思います。

特に、甲子園での応援につきましては、健康と安全に気をつけていただくだけでなく、移動中や到着した後の皆さんのマナーや言動も大切です。今回の嬉しい甲子園出場は、野球部だけでなく、生徒会をはじめ、 吹奏楽部、応援部、放送部、新聞部、応援ツアーに参加する皆さん、そして、長崎日大全員で完結させなければならないものだと思います。どうか皆さんよろしくお願いします。

そして、先般の全国大会壮行会において申し上げましたが、柔道部、空手部、ハンドボール部、ゴルフ部の皆さんへの応援の気持ちを込めて、長崎日大の生徒さんも先生たちも、自分の目の前にある「やるべきこと」を丁寧に頑張っていくことも、大切な応援であるということを忘れないでください。

さて、この春休みです。少し余裕のあるこの期間を利用して、落ち着いて自分の現在地と目標を再確認してみましょう。一般的に、自分の理想から現状を引き算したものが今からの課題だと言われています。理想-現状=課題ということです。

今、うまくいっている人もいれば、なかなかうまくいかないなという人もいるでしょう。しかし、学業にしても部活動にしても、何事においても、大切なことは、落ち着いてこれからのことを考えること、ひとりで抱え込まないで相談してみること、どんなに小さなことでもいいから新しいチャレンジに取り組んでみることだと思います。

小さなチャレンジは自分への期待です。自分への期待の成功を繰り返すと、自己肯定感が強くなります。人と比べるのではなく、今日の自分と明日の自分を比較して、小さな成功を積み重ねて、自分を支える自信、自己肯定感につなげていきましょう。

最後になりますが、コロナ禍だけの影響ではなく、今の世の中では、刺々しくギスギスした事柄が増えたような気がします。SNSトラブルも多く耳にします。難しい時代です。危険な時代です。しかし、私たち長崎日大は、生徒さんも保護者の皆さんも先生たちも、みんなで力を合わせて、この1年間を乗り越えてきました。私はいつも、生徒の皆さん、保護者の皆さん、先生たちのご理解と ご協力をありがたいなあと感謝しています。

特に生徒さん、思春期、青春期は悩みも多い、いろんなことがあるだろうに、毎朝頑張って、日大坂を上ってきてくれる皆さんに頭が下がります。本当に誇らしい生徒さん、保護者様、先生たちです。

ここからさらに、みんなの長崎日大を成長させていきたいものです。私たちの目標として掲げている「感動日大」、感動を共有する生徒が主役の学校に成長させていくためには、やはり、自分と違う存在、自分と異なる努力をお互いに理解し、尊重する、人としての優しさが必要です。これはなかなか難しいことです。でも、長崎日大の大きな課題であり、皆さんの将来に向けて何よりも大切なことです。みんなで意識して取り組んでみましょう。

最後になりましたが、みんなが健康で、元気に、そして、少し成長して、来年度を迎えてくれることを期待して、3学期、そして、今年度の終業式の挨拶とします。皆さん、本当にありがとうございました。

と、申し上げた次第である。拙ブログご愛読いただいている皆々様にも深甚なる感謝を申し上げたい。

さて、今夜から甲子園へ!である。甲子園も含めて春休みの長崎日大ことちか日記もよろしくお願いするのである。

本日はここまで。

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