長崎日大中学校の文化的な恒例行事は非常に多いが、その中でも中学校3年生による「中学課程修了研究発表」は実に大切な取り組みである。
土曜日である本日は、ここのところ各学級で行われた「クラス発表」を経て、選ばれた9名の代表者による発表会が実施された。
「過疎化を防ぐには」「多肉植物」「人はなぜ話し合いをするのか?」「学力と生活習慣は関係あるの」「子ども食堂について」「良いパフォーマンスを出すためには」「国旗のきまりについて」「どうやったら痩せるのか」「無意識について」という発表テーマを見ただけで実に面白そうである。
自分なりのテーマを調べたり考察したりすることは非常に大切なことであるが、その内容を如何にわかりやすく、説得力のあるものとして発表・表現するかということもなお大切であろう。
パワーポイント等を駆使した資料作りも中3の皆さん上手である。
ちなみに、この資料作りについては、中高一貫卒業生たからの、「大学に進んで一番役に立ったスキルです。」という声も多い。
さらには、この中3の修了研究発表のテーマを高校生になっても掘り下げ、拡げ、自主的に研究を続けた生徒さんがいる。
その研究発表が、先般、「第8回高校生国際シンポジウム」における全国からの代表者13名の中に選出された。
なんと、素晴らしいことかと、吾輩大感激!であった。
本日はここまで。