招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R6 3/14~17

3月も半ばを過ぎた今週。
長崎日大中学校における1年間の文化活動の集大成といえる「文化発表会」が開催された。

オープニングの吹奏楽部の演奏、音楽部ダンスチームの発表と続いた時点で、感動・感激、涙腺が崩壊しそうな吾輩であったが、気を取り直して、以下のようにご挨拶を申し上げた次第である。

この長崎日大中学校の「文化発表会」は、本校の生徒さんが、日常の学校生活、授業や部活動をはじめとする様々な取り組みの中から生まれてきたものです。最初は小さな発表会でしたが、年を重ねるごとに、その内容が充実し、驚くほど豊かな内容となり、文化活動の幅を広げていきました。
オープニングに登場した吹奏楽部、ダンスチームの皆さんのパフォーマンスも近年、日大中の文化活動に加わったものです。第1部の理科や社会科に関する研究発表、これからさらに充実していくと期待される、発信力を養っていくクエストエデュケーションの発表、
そして、日大中の伝統である3年生の修了研究発表など、まさしく日大中の成長と充実を感じさせるものです。
第2部、第3部には、英会話部の発表と、これも初めてのことである全校合唱に続いて、初めての参加となる中学1年生の英語劇など、日大中、クリエイトコースにおける学びの根幹である独自の英語教育システムGEPの成果発表が行われます。
このGEP、グローバル・エデュケーション・プロジェクトを立ち上げて、16年が経ちました。
本当に魅力のある内容に成長してきたなあというのが、日大中、そしてこの文化発表会を最初から見つめてきた私の正直な感想です。
さて、これからを生きる皆さんに対して、時代と世界が皆さんに求めてくるものは大きく変化します。しかし、長崎日大の中高6年間で進めて行く皆さんの学びは、その変化や新しい時代の動きに充分に対応できるものです。もっといえば、そんな時代になることを予測して、先生たちや皆さんの先輩たちが何年も何年も根気強く進めてきた取り組みの一つが本日の文化発表会であるわけです。
中高6年間の中で、文化活動だけでなく、日常の学業や部活動においても、すべての取り組みにおいて、皆さんは、多くのかけがえのない体験を積み、多岐に渡る学びに取り組んでいきます。何事においても皆さんのひとつひとつの取り組みは小さな一歩かもしれません。うまくやれる、やれないもあるかもしれません。しかし、それは必ず未来における大きな前進、大きな成長につながるものだと私は信じています。長崎日大は、あらゆる機会を利用し、生徒の皆さんが求めて学び、自らを表現し、全員がお互いを尊重し協力して輝いていく舞台を提供したいと考えています。
本日、ご来場いただいたすべての皆様とご指導にあたっていただいた先生方、頑張って準備に励み、勇気を持って発表してくれる生徒の皆さんに感謝と尊敬の気持ちをお伝えして私からのご挨拶といたします。生徒の皆さん、頑張ってください。

オープニングから、最後の生徒代表お礼の言葉まで、まさしく「生徒が主役」、一人ひとりの生徒さんがそれぞれに輝きを放つ素晴らしい文化発表会であった。

本日はここまで。

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