招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R6 3/18~21

いよいよ、令和5年度の最終週である。
例年、長崎日大の第3学期終業式の午後は、日大中学校の
「中学課程修了式」となっている。

今年も、中高全校生徒の皆さんと終業式で令和5年度を締めくくった後、中学校の修了式を挙行した。

毎年感じることであるが、3年前に入学してきた生徒さんたちが驚異的に成長して目の前に立っている姿は感動的である。

コロナ禍の期間、一人ひとりへの卒業証書の授与は控えていたのだが、今年は以前と同じように全員に手渡すことができた。

一般の卒業式とは異なり、高校課程への進級であるから、この修了式は「お別れ」というものではなく、ひとつの区切り、高校進級の決意を固める節目というところだろうか。

とはいえ、生徒さん、保護者様を見ていると感慨深いものがある。

吾輩は、この中学課程修了から高校入学までを、スポーツのハーフタイムに例えて語ることが多い。

さあ、皆さん、長崎日大の前半戦終了です。
サッカーやラグビーのハーフタイムでは、前半の反省と後半に向かっての戦術を確認します。前半の状況がどうであれ、後半をよりよく戦うためにはどうすればいいかと考えます。
そこには、ネガティブな発言は一切なく、ポジティブな思考100%であるはずです。
皆さん、今がまさにその時なのです。

こんな感じである。ここからのハーフタイムを大切にして、4月からの高校生活に元気よく挑んでもらいたいものである。

修了式の朝、校舎の玄関を掃いていると、中学3年生の生徒さんが駆けつけて手伝ってくれた。あの幼い少年の表情がいつしか凜々しい青年の風情になっている。それだけで感動する吾輩であった。

本日はここまで。

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