招き猫先生の『ことちか日記』

招き猫先生の『ことちか日記』R6 3/22

第3学期終業式、中学課程修了式から一夜明けて、本日は令和6年度入学生の「合格者登校日」である。

  

新体育館N.アリーナに集まった保護者の皆様、教室に集まった新入生の皆さん、乗用車でいっぱいとなった第一グラウンドなどを見て心から有り難く嬉しく思う吾輩であった、

その昔(といっても10年ほど前だが)、国語古典の授業で『徒然草』を教えていたときのワンフレーズが頭に浮かんだ。

「公事(くじ)どもしげく、春のいそぎに取り重ねて催し行はるるさまぞ、いみじきや」

口語訳すると、「宮中の行事が絶え間なく、新年を迎える支度に加えて開催し行われるようすは、実にすばらしいことだなあ。」というところである。

「春のいそぎは、新年を迎える支度だって覚えておくんだよ!」などと繰り返していたのが懐かしい。

学校で言うならば、
「校内の取り組みが絶え間なく、新年度を迎える準備に加えて進んでいる様子は実に素晴らしいことだなぁ。」こんな感じかなと。

卒業生を送り出し、それぞれの新学年、そして中高の新入生を迎える
「このわくわく感こそいといみじけれ」なのである。

本日はここまで。

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