2021.01.24~01.30

2021.1.30 高2の0学期を大切にしよう☆彡

北九州予備校長崎校で長年にわたり事務長を務めておられる有吉 淳先生の講演会を、高1キャリア教育として実施しました。
「第一志望合格への軌跡」と題した今日のご講演では、高1の現在、大学入学共通テストの初年度が行われた中で「何を意識し・どう学ぶことが高1でしておくべき受験への準備(合格ルート)なのか?」というところを具体的にお話しいただきました。

前後左右の間隔をしっかり確保し換気状態で行うなど、一定規模の集団で活動する際のガイドラインを遵守してのキャリア教育であったため、寒さや密の懸念を考慮に入れ45分の講義設定とさせていただきました。毎年、大変役立つ情報を2コマ程度の尺でお話しいただいていたため、今回は無理を言いお願いしたところでしたが、有吉先生はその辺りの事情も斟酌し、端的に分かりやすく、必要なことをズバッと生徒に語りかけてくださいました。特に、模試の解説や結果資料を”診断書”になぞらえて重要性を強く訴えられた部分などは、生徒も「なるほど!うんうん」といったリアクションで、忘れないようにメモを取る姿が随所に見られました。

今日の話を聞いて、生徒たちにも「高2の0学期として迎えた現在(いま)」に対する自覚がより一層芽生えてくれたようです。残り2ヶ月を充実させて過ごすという意識をもたらす絶好の機会となりました♪

2021.1.29 寒い中、ありがとう♪

高校一次入試のため、生徒の皆さんは自宅学習日となりました。どうでしょう、有効に活用できましたか?さすがに、今日来てくれた受験生と同じだけの緊張感を求めるのは無理があるかもしれませんが、「本来学校で行われるはずの学習内容を、家でしっかり取り組むことで補おう!」と意欲的に過ごしてもらえたと信じたいところです。

一方、受験に来ていただいた中3の皆さん、1日お疲れ様でした。グッと冷え込む1日で、日大坂を登ってくる皆さんからは誰彼問わず白い息が立ち上っていましたね。ソーシャルディスタンスを取りながら、なるべく一人ひとりに声をかけたつもりでしたが、その応援が結果となって届いてくれていると嬉しいです♪会場となった試験教室でも、試験中の換気や休憩中の窓・扉開放など、文科省の入試におけるコロナ対策を講じながら運営したため、位置によっては寒い時間帯もあったかと思いますが、やり切った受験生の皆さんに心から拍手です!!

まだ中・高ともに受験機会を残しているとはいえ、大きな試験がまた一つ無事に終了しました。おかげさまで大勢の方に受験いただきましたが、それはイコール”中3生・保護者の期待”や、理想的な教育環境を整える”長崎日大の使命”の大きさだと受け止めなければなりません。4月からの皆さんとの生活を心待ちにしながら、しっかりと着実に準備を進めて参ります。

2021.1.28 相手を意識した言葉遣い

高1古典では「平家物語」の”木曽の最期”を学習しています。
朝日将軍と呼ばれた源義仲(木曽義仲)が、源頼朝によって差し向けられた義経(源義経)の討伐軍によって追い込まれていく中、僅かに残った家臣とともに最後の時を迎えていく…作品の中でも有名な名場面です。

この作品あたりから、古典文法として、頻繁に”敬語”が登場してくることとなります。尊敬語・謙譲語・丁寧語がどのように使われているか、それぞれの種類を覚えるだけでなく「誰から誰に」使った敬意なのか…そういった事柄を1つずつ丁寧に抑えていきます。

敬語が分かれば、登場人物や作者の人間関係・上下関係が把握できる。敬語が分かれば、主語が省かれがちな日本語の難点を克服し、誰の言動かきちんと捉え正確に内容を読解できる。単に文法問題を得点源にすること以上に大きな効果が期待できます☆彡

しっかり勉強してコツを掴みながら、できれば現在の生活にも応用を利かせ、自身を取り巻く人間関係の中で適切な言語表現ができるようになってほしいと思います!

2021.1.27 忘れるからこその2周目!

高校生が古文の学習で頑張って愛用している古文単語帳。私も授業内における小テストなどで細切れに確認機会を設け、定着を図ってきました。内容を読解するにも口語訳するにも、「解釈として適当なものを選べ」の問いに対応するにも単語力は必須です。特に高1の基礎期には、徹底しておきたい知識補強の核となっています。

一旦、最後まで10問ずつに分けての小テストが終わりましたが、これから毎回20個と範囲を倍増し、2周目の授業内テストに突入します。生徒には「20問中20問をそのまま出す」形式と「20問の範囲から10個出題する」形式のどちらが良いかを尋ねました。機械的に覚えれば良い分、”多いけど解きやすい”のが前者で、問題数は少ないけれど中抜きとなるため”少ないけれどきちんと覚えていないと対応できない”のが後者です。多数決では、圧倒的多数で後者を選ぶ声が挙がりました。どうせやるなら、本当の意味で定着する方法で頑張りたいっ!そんな生徒たちの覚悟が感じられて、嬉しい多数決の結果でした♪

人はどうしたって忘れる生き物です。だからこそ繰り返す、2度も3度もやるのです。その蓄積が、古文を読むための豊かな力となると期待していますし、生徒もそれを信じて頑張ろうとしてくれています!

2021.1.26 ガンバレ両立!

この週末に行われた長崎県高等学校新人体育大会(通称:新人戦)
サッカー部と男子バスケットボール部が、ともに第3位に輝きました。

どちらかといえば、接触が多い2つの競技。コロナ禍の中で、本番さながらの練習というのもなかなか難しいところ。工夫してスキルを上げて、県内トップに近い成績を収めたのですから、それぞれの部にとっては「目標はここじゃなかった…」という思いはあるかと思いますが、立派だと思います♪

加えて、我が長崎日大は”学習と両立をしながら”結果を出しているところが生徒のスゴイところです。もちろん、他のスポーツ強豪校も意識はしていると思いますが、本校はより生徒も自覚して「部活を言い訳にしない学び」にこだわる姿が見えます。

2年生を中心とした各チーム。これからも頂点を目指した挑戦が続きます。
ガンバレ、長崎日大☆

2021.1.25 未来を示す!

ちょっと大きな画像ですが、見やすさ重視でお許しを…
国際教育到達度評価学会(IEA)が、4年に一度実施している国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)の昨年度結果から、気になる点をピックアップしてみました。

左右どちらも、実線が日本の調査結果で、点線が国際的な平均値となっています。一時期、「理数離れ」などと呼ばれた、子どもたちの理科や数学に対する関心の低下が問題となっていましたが、「理科の勉強は楽しい」の数値が右肩上がりで上昇し、国際平均と遜色のないところまで迫ってきていることが分かります。しかし、これが「理科を使うことが含まれる職業に就きたい」となると、右側のように改善されないままの大きな格差が見て取れます。グラフは数学版も有りますが、同様の傾向を示しております。

この2教科に限らず、入試突破・大学合格のためと、私たちもどこか直近の成果に向けて指導してしまっている面があります。リアルな問題としてそこも大変重要なのですが、「この教科この科目を学んだ先に、どういう学問・どのような学部学科・どのような生き方が待っているか?」ということを、授業を通してもっと発信していかなければならないことを実感させられます。言い換えれば、”授業を通して自身の未来が透けて見える”とでも言うのでしょうか、そこを追求し目指していかなければいけないなぁと痛感します。

長崎日大が…ではなく、未来を担う子どもたちのために、全ての学校に同じことが当てはまると思います。教科指導が進路指導に、いや、生き方の”支導”となるように、私たち教職員も授業の魅力や濃度のUPに努めていかなければなりません!

2021.1.24 前期日程まで1ヶ月☆

大学入学共通テストを受験した生徒のご家庭については、この週末に三者面談などを行い、今後の出願方針について話し合う機会を持たせていただいております。保護者の皆様、お忙しい中、ありがとうございます。私たち教職員(特に担任・教科スタッフ)も、金曜までに会議を持ち、それぞれの生徒の志望や共通テスト結果を踏まえ、サポート体制を強固にするための共通理解を深めております。試験ですから、当然結果に良し悪しはつきものですが、お子様が懸命に努力して得た成果を最大限に活かす方法を相談しながら決めていければと思っております。

さて、面談をもとに家庭でも話し合い、最終的に本人自身が出願校を決定する(~2/5出願〆切)と、いよいよ前期日程に向けた準備が本格化します。今日でちょうど1ヶ月前!方針が固まり次第、特化した試験対策に移行していきましょう。約30日とはいっても、その間に休日もありますし、併願となる私大受験を挟む生徒もいることでしょう。そう考えると、決してたっぷり残っている時間とは言えませんね…大切な決定ですからしっかり悩み考えることも大切ですが、どこかで区切りをつけ、実質的な学習の方にシフトしていきましょう。

中期・後期日程についても、前期中心で考えている受験生や前期に合格して抜けていく出願者、併願私大に受かりモチベーションの持続が難しい人たちなど、意外と試験を欠席する人数も多いという事実があります。また、全国津々浦々の国公立をサーチすれば、後期日程で募集する規模がそれなりに大きい大学もあります。ですから、最後の最後まで諦めることなく戦う気持ちと覚悟が大切だと思います。

まさに、池内校長の仰る”ALL OUT”の精神です!!

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